永代塾 社会人交流会 H26.10.22
永代塾 社会人交流会 H26.10.01(水)
さて、今日はイシハラさんと。小田さんが産休中は永代さんの後輩が三人交代で受け持つようで、その一人と打った。イシハラさんとは確か3度目か?僕の悪いところをよくお見通しで、いつも一つの形ができるまでの手直しをしてくださる。出来た形は考えた方向と逆のことが多くしっかりとした形になる。僕はその前に別の場所に打つことが多いので修正された形を見ると自分らしくないのだが打ちやすい。長考ばかりするので今日も整地出来なかったんだかヨセをある程度終えて思うことがある。僕は我慢弱い。ついつい切りたくなる。繋げることをしっかり考えずにケイマとか一間とびとか切りとか欠けツギとか。そして割かれ形を招くことが多々ある。結局何もしない方が得策であることの方が多いのだ。
ガマンガマン。我慢のし過ぎは良くないと思うのだが僕の場合はガマンしていた方が良いのだ、きっと。
永代塾 社会人交流会 H26.07.16
水曜日。急いでいずみ囲碁へ向かうも生徒は僕を除いて一人だけ。よって講義は今回無し。いつもより早めに指導碁を開始。五子で永代さんと。今回は週刊碁から学んだことを活かしてみようと考えた。上村陽生九段のリレー講座「四、五子局の打ち方」でこうある。
置石を地に換算して逃げ込もうとしてはいけない。
オススメ高バサミ
星は地になりにくい。ならば逆に白に三々を打たせるように導く。
ということで、今迄地を作る事にこだわりながら打っていたためヒラキにしろハサミにしろ三線にして地を確保してから戦いへ行く流れにしてたが、今回は改め四線に持っていくことにした。前回と同じパターンで小ゲイマ掛に一間受。しかし習った定石には成らず。右上を犠牲にして三辺星を確保。右上は生きを目指し右下は早々に白が三々入り。途中経過は今迄にない程の成功である。見た目は九子局かの様。今回は一貫して高さを意識した。その目的の達成度はかなり高い。その後は定石からの死活を今迄考えることができなかったが今回は何故かできた。白の地を減らす為にサガリと先手が欲しかった。殺す事は出来なかったが白を囲み先手が取れた。その後がマズイ。欲を出して他の場所で白を利かしそれから地を減そうとしたが手抜かれ守られた。
チャンスは一度きり
残念ながら結果は黒32対白70強で負け。序盤の成功を活かし切れなかったのは痛い。悪いクセが出た為途中から酷かった。今日の指導碁では以下二つ。止める時は無理せずやんわり抑える事。切る時は失敗した時が悲惨な為読みきる事。
それにしても囲碁を他の事に置き換えてみると色んなヒントが浮かんでくるから不思議だ。切るなら結果を出せと言う事では何故か昼ドラや韓国ドラマを思いだす。(ドロドロ大好きなので)相手を嵌めようとしたり落とし入れようとするも失敗した後は大抵悲惨。立場は悪化。そういう風に作ってるんだけどさ。
指導碁の最後あたりにはいつもと同じくらいの人数だった。小田さんが産休に入るらしく来週が最後とのこと。生徒の一人が小田さんの勧誘の仕方がまるでキャバ嬢のようだと。とりあえずスケジュールを確認したら僕は来週不可だ。復帰するまでに多少はマシになっておきたい。
囲碁ってわかりずらい!其の一
碁ってホントわかりずらい!
…のはずなんですけどね。何なんですかね、この碁と言うゲームは!
今日はその謎の一つが閃いたんで考えてみました。まずはルール。これが分かるというか体で分かったのは死活を覚えて整地を何度かやってからなんです。あと形勢判断。そしてもう一つは「利き」なんです。ヨミと直結していて、どうもこれが大きく関係していてるのだと思ったのです。
碁の分かり辛さを語る上で欠かせないのがルール。チェス、将棋なら相手の王を取れば勝ち。駒の動きを覚えるのがちょっと大変なくらい。オセロは挟まったらひっくり返して、升を埋めて色の数が多い方が勝ち。五目並べは先に5個石を縦横斜め何れか先に並べたら勝ち。どうやったら勝てるかを考えてなければ覚えるのに時間はかからない。碁?これがこれが、石を繋げて境界線を引き升目が多い方が勝ち。相手の石を囲うと相手石が取れる。問題は相手の石を囲って取れる条件。死活だ。死活は形が分からないとちんぷんかんぷん。目?かけ目?コウ?セキ?形を覚えるのに時間がかかる。これでは直ぐに遊べない。死活のおかけで碁は深みがあり面白いのだけど…
娯楽性で言えば手数の長さって重要だ。短ければ手軽で直ぐに勝敗がつく。手数の長さなら
オセロ < チェス < 将棋 <囲碁
チェスなら40〜100手。将棋はその倍くらい。囲碁は150〜300手。なに、300って。整地するなら普通にかかる手数だ。気軽さを逸してる!勝敗が直ぐつくと気軽に楽しく遊べる、となると全然ダメだ。9路盤にすれば…いやいや短ければいいってもんじゃない。碁の本当の楽しさは19路盤でなきゃダメだ。他のゲームにはない奥深さよ。あぁ。なんて地味なゲームなんだ。
因み投了する決定打!これってつまりは形勢判断なわけだけど…チェスならクイーンが取られたり、終盤ならポーンのクイーン成り。将棋はあまりわかりませんが、同じ棋力で飛車・角落ちなんて絶望的ですよね。手駒の相対比較が優勢か劣勢か投了するかどうかの判断に活かされる。チェスの手駒は確かポーンが1、ナイト・ビショップが3、ルークが5、クイーンが9。当然キングは∞。キングが取られればゲームオーバーなんで。勿論これだけが判断基準じゃないですよ。陣形だったりそれぞれの駒の働き具合だったり。でもプロならクイーンが取られたらほぼ即投了もの。囲碁は?碁に勝って勝負に負けるなんてこと言いますよね。大石取られたからって負けるわけじゃない。投了の判断基準は?プロならね、地を正確に計算できましょうがアマチュアで地の計算?死活と一緒で皆苦手でしょうに。…と、よく聞きますね… 棋力の差?下手にそんなことがわかりましょうか。分かったとしたらそれは圧倒的な差でしょうに。気づくのにどの位時間が経って分かることやら。ヨセて朧げに。結局整地までするのである。最後まで分からないスリル感。それが碁の奥深さよ。楽しいではないか!と、まぁフォローしてみる。
続きは其の二へ。
永代塾 社会人交流会 H26.07.02
碁はやっぱり素晴らしい。反射神経でなんとかなってしまうような仕事ばかりしてるとアタマを使わなくなってしまうわけで、凝り固まったバカ頭を未知の状況に対応していく為にフルに使うことで終わった頃にはスッキリできる。とはいえ碁の経験値が増えれば増えるほど未知の領域が減ってくるわけだけど。無いアタマで考えるのはムダというものだけど、僕にとって碁とは考える行為自体が喜びで遊びなのだと。まぁ碁は弱いままなんだけど… それでも碁をやった後のスッキリ感はやっぱり気持ちがいい。無いアタマでも考えて考えていつもと違うことをしてみて、いつもは見えなかった相手の弱点が判ったことはちょっと感動。
本日の指導碁は永代さんと。5子局はいつもと変わらず。ただなんとなく今日は序盤の趣向を変えてみた。指導碁の前に講義で三々定石ついて少し学んだ為に使いたくなった。星に小ゲイマ掛り、一間受け、三々からの外勢か実利の選択。たった二つの定石でもちょっと状況が違えば活かされる定石と働かない定石に変わるのでちょっと感動した。さて、指導碁を始めて星・小ゲイマ。いつもの事なのだが、分かっていても黒番初手にかな〜り時間をかける。その時の気分でどうしたいか考えている。今日は比較的早かった気がする。習ったら試してみたいじゃない?ってことで、一間受。飼い主から餌を貰えるのを待つ犬の様にヨダレを垂らすが如く三々入りを待っていたのだが…ヒラキ…意気消沈である。バカだから何も考えずに今度は反対側星に一間締まり。ヒラキの後は三々入ってくれないかな〜と考えてたのだが…あぁ。ハサミ…どうしよう、対処の仕方が分からない。後は成り行きに任せるしかない。終わってみれば上出来だった。まぁ途中で永代さんからアドバイス貰ってるから当たり前ですけど。それでも今迄よりかは石を働かせられたと思うし、相手の弱い一団が見えるようになった発見はかなりデカイ収穫だ。今迄なら白の強い一団からズルズルと伸びて伸びていつの間にか他の一団と繋がっているというダメダメな碁だったのに今日は遮った。というか、そうなりそうな所で利き筋が幾つか見えたからそうなる前に対処できた感じかな。永代さん曰く、今も変わらないと思うが、前は切ってばっかりだったらしい。切りたがり。実生活と何ら変わってないか…