永代塾 社会人交流会 H26.07.16

水曜日。急いでいずみ囲碁へ向かうも生徒は僕を除いて一人だけ。よって講義は今回無し。いつもより早めに指導碁を開始。五子で永代さんと。今回は週刊碁から学んだことを活かしてみようと考えた。上村陽生九段のリレー講座「四、五子局の打ち方」でこうある。

置石を地に換算して逃げ込もうとしてはいけない。
オススメ高バサミ
星は地になりにくい。ならば逆に白に三々を打たせるように導く。

ということで、今迄地を作る事にこだわりながら打っていたためヒラキにしろハサミにしろ三線にして地を確保してから戦いへ行く流れにしてたが、今回は改め四線に持っていくことにした。前回と同じパターンで小ゲイマ掛に一間受。しかし習った定石には成らず。右上を犠牲にして三辺星を確保。右上は生きを目指し右下は早々に白が三々入り。途中経過は今迄にない程の成功である。見た目は九子局かの様。今回は一貫して高さを意識した。その目的の達成度はかなり高い。その後は定石からの死活を今迄考えることができなかったが今回は何故かできた。白の地を減らす為にサガリと先手が欲しかった。殺す事は出来なかったが白を囲み先手が取れた。その後がマズイ。欲を出して他の場所で白を利かしそれから地を減そうとしたが手抜かれ守られた。

チャンスは一度きり

残念ながら結果は黒32対白70強で負け。序盤の成功を活かし切れなかったのは痛い。悪いクセが出た為途中から酷かった。今日の指導碁では以下二つ。止める時は無理せずやんわり抑える事。切る時は失敗した時が悲惨な為読みきる事。


それにしても囲碁を他の事に置き換えてみると色んなヒントが浮かんでくるから不思議だ。切るなら結果を出せと言う事では何故か昼ドラや韓国ドラマを思いだす。(ドロドロ大好きなので)相手を嵌めようとしたり落とし入れようとするも失敗した後は大抵悲惨。立場は悪化。そういう風に作ってるんだけどさ。


指導碁の最後あたりにはいつもと同じくらいの人数だった。小田さんが産休に入るらしく来週が最後とのこと。生徒の一人が小田さんの勧誘の仕方がまるでキャバ嬢のようだと。とりあえずスケジュールを確認したら僕は来週不可だ。復帰するまでに多少はマシになっておきたい。